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素人がエコカラット・その1(後編)

なんでも、通常の家というのは壁の境界が真っ直ぐじゃなかったりするんだそうです。
しかし、うちの場合は、そのような歪みはほとんどありませんでした。
真っ直ぐであるべき所が、本当に真っ直ぐ。
直角であるべき所が、本当に直角。
これは長谷工さんを選んだ私がエライ!
(じゃなくて、施工主さんの技量ですね。)
「長谷工で良かった。」

お陰で割りと簡単に水平線が引けた気がします。
(土台がちゃんとしていると、ほんと楽です。)

そして次に、壁紙を剥がします。
下図のような構造になっています。

石膏ボードと石膏ボードのつなぎ目は
ジョイントテープとジョイントコンパウンド(というセメント)で
接合されているのですが、
壁紙の糊がこのセメント部分にはあまり接着しないようです。
逆に石膏ボード表面の台紙とは強力に接着しています。

壁紙を剥がすと、
壁紙の接着面(裏紙)と化粧面(表紙)の間がペリペリッと剥がれます。

ところが、ジョイント部分はコンパウンドと接着面の間も剥がれます。
剥がす時の音を聞いていると隙間が出来たかどうかが分かります。

剥がしてみた所です。

もわもわっと紙の繊維が毛羽立っています。
壁紙の表側と裏側の間が剥がれるので、
その間の繊維が毛羽立ちます。ホコリも出ます。

「なんかやだなぁ」と表面を塗らした雑巾で湿らせて、
薄皮を剥くようにして取り除いてみました。
“接着面はがし作成”成功!と。

「そうか。こうすれば綺麗に取れるのか。」

(左が壁紙の表紙、右は接着面)
と調子に乗って薄皮を取っていると

(わかりにくいですが)
石膏ボード表面の厚紙の方がべりべりっと剥がれてきました。
「壁紙の接着面をはがすつもりが、台紙の方をはがしてしまった。」

“壁紙の接着面はがし作戦”はあっさりと撤回です。
「エコカラットが、ちゃんと壁(石膏ボード)に固定される事こそが重要!」

“壁に固定”という意味では、
石膏ボードのつなぎ目(ジョイントコンパウンド)の部分で浮いた壁紙の
接着面こそ、なんとかしないといけません。

ピンセットをはさんでみると浮いているのがわかります。

この部分は除去です。

べりべりべり。ピンセットを使って丁寧に除去。

さて、いよいよ貼り作業です。
・ヘラで接着剤(エコぬ~る)を壁に。
 最初は、接着剤が塗られていない部分が無いように塗りこみます。
・接着剤と壁が馴染んだところで、クシベラ(=櫛目ヘラ、ボンドヘラ)で
 余分な接着剤をこそぎ取ります。
 (タイルごとの接着剤の厚さが均一になるように)

・エコカラットをペタッとくっつけたら、
 壁側にちょっと強めに押しながら、
 左右に2~3回(2~3ミリ)ムニュムニュっと、
 さらに上下に2~3回ムニュムニュっと動かして
 エコカラットと接着面を定着させます。
 (上下左右が難しい場合は、自動車のハンドルをゆするように、
  タイルそのものを小刻みに回転させます。)

この段階で、手を離しても、ズレ落ちません(たいていの場合)

エコカラットの素材が接着剤に含まれる水分を強烈に吸い上げるため、
急激に接着強度が上がるのだと思われます。

逆に言うと、貼り付けちゃったら直後でも、はがすのは大変。

貼り付け後に、はがさなければならないような事態が無いようにしないと。
もしはがすのなら時間との勝負です。あらかじめ手元にスクレイパーを。

数枚貼り付けてみました。

(まだ律儀に楽省スペーサーを使ってます)

1段貼り付けてみました。

(まだ律儀に楽省スペーサーを使ってます)

半分貼り付けてみました。

もう、楽省スペーサーに飽きました。
というか、スペーサー無しでも「だいたいこのくらい」と感覚がつかめました。
(部材の大きさのバラツキで意識してスペースを開けなければならない所だけに使ってます。)

最後の難関はL字加工です。

カッターでこんな感じに削っていくと

もう表面から削った箇所と裏面から削った箇所の間に
ビシッとヒビが入っています。

はい。綺麗に切断できました。
食いきりが無くてもなんとかなりますね。
(たぶんプロは短時間で加工する必要があるので使うのだと思います。)

部品が壁に収まるように、壁に当ててはヤスリで削り、
を何度か繰り返していたその時です。

片手にエコカラットを持ち、もう片手でヤスリを掛けていたのですが、
ある瞬間、急にエコカラットの重心がズレました。
その直後、ポロリと落下していくL字の一部。
私の中で時間の流れがスローモーションになり、コマ送りで落ちていく。

もう、がっかりです。

同じ作業をもう一回繰り返す気力がありません。尽きました。

で、コーキング剤で誤魔化す事にしました。

色違いの2種類のコーキング剤を用意し、
割れた部分の表面にそれっぽく塗って、
ひびを目立たなくします。
プロではNGでも、素人ならOK!

最後に、施工面の左右の部分です。
エコカラットを貼った壁面と隣壁との境界部分(納まり部分)です。

素人っぽく、ガタガタです。

原因は、
・最後の部材を切る時に壁までの正しい長さが測れなかった。
 (さしがねを持っていなかった。直後に買いに行きましたが。)
・やすり掛けが真直ぐじゃない。
 (修行が必要だ。)
の2点。

しかし、こんな時のためにあるのがコーキング剤。
マスキングテープを貼って、
コーキング剤を塗って、
テープをはがすと、

ほら、プロかと思うもの(嘘)
ちなみに、こちらが本来のコーキング剤の使い方。

最後に記念撮影。

部品代は
RR1異形状セットが6箱半(失敗分含む)
エコぬ~るが20Kgの3分の1ぐらい
で計5万ちょっと。

ちなみに、オプション販売では23万弱を提示されました。
(ベーシックタイプ(たけひご等)の平貼)
今回用いた RR1(ロック) のようなデザイン素材だとさらにアップグレード価格。
貼り方に凝ってデザイン貼りだと 1.5 倍を提示されたと記憶してます。


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