9月6日(木)
台風が夜半に関東直撃。
「早めに帰ろう」と思っていたが、結局22時になってしまった。
外へ出ると、たいして降ってない。
風もビル風がちょっと強い程度。
「なんだ?今回の台風はたいした事無いのか?」
傘も差さずに歩いている人もいる。
(後でわかったが、台風の目が差し掛かっていたらしい)
しかし、駅に向かう道端には、風に負けた傘の数々。
ここまでの残骸の山は久々に見た。
東急東横は普通に動いていて、渋谷到着22時30分。
前情報で「JR止まっている」とは聞いていたが、
埼京線が台風で止まっている。
京浜東北は架線トラブルで止まっている。
帰宅困難者か?
台風が原因で止まっているなら、いつ復旧するかわからないが、
架線トラブルなら、直れば動くだろう。
山手線で品川方面に向かう。
山手線、京浜線並走区間(田町~田端)にはそれぞれの駅に京浜車両が停車中で、
ドア全開で再開を待っている。
そんな京浜線の電車の中には、11車両合わせても数人の乗客しか乗っていない。
雨は止んだようだ。風もほとんど無い。
山手線車内のモニターで運行状況をチェック。
中央線も止まっているし、JR線は壊滅状態だな。
山手線ぐらいしか動いていない。
そうこうして、田端に到着。
再開待ちの京浜線で空席に座る。
ずいぶん待って「架線トラブルの復旧工事が終わった」とアナウンス。
さらにしばらく待って、ようやく発車。
ガタン
電車が発車。同時に天井から
ボタ、ボタ、ボタッ
何かが落ちてきた。
見上げると、冷房の吹出口が結露でひどい事になっている。
台風のジメジメ空気の中、ドア全開、冷房全開で1時間も待ってるとこうなるのか。
天井には投下予備軍の水滴がまだまだ待っている。
自宅到着25時半。
9月7日(金)
翌日、出勤時に東急線で多摩川を渡る時に外を見るとすごい事になってる。
河川敷が完全に水没。
野球場やゴルフ場、脇を走るサイクリングコースまでもが水没している。
9月8日(土)
さらに次の日。
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台風、翌々日の多摩川
水は引いていたが
土手には昨日の水位の痕跡が。
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2007.9.8 中原街道、丸子橋 (クリックすると拡大) |
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中央はサイクリングコース
(ここも水に浸かった)
右下は土手に上がる道。
この杭にも、流れてきた枯草が引っ掛かっている。
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丸子橋(神奈川側から東京方面) (クリックすると拡大) |
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川はまだ濁っているが、
水位はほぼ元に戻った。
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丸子橋(東京側から神奈川方面) (クリックすると拡大) |
台風から2日経っているというのに、まだ風が強い。